いりごま白

いりごま白 いりごま白

いりごま白
いりごま白

志と心意気を一粒一粒に宿して 志と心意気を一粒一粒に宿して


熱い想いに後押しされ
最高ランクにグレードアップ

 香ばしい風味とプチプチとした食感が特長の白いりごま。和・洋・中どんな料理にも馴染みやすく、多くの家庭で定番の存在です。そのなかで、約30年にわたり組合員に愛されている「京都生協コープ商品いりごま白」を手がけるのは、大阪・寝屋川市に本社と工場を構えるカタギ食品株式会社です。

 開発当初から大きく変わらず、昔ながらの味を保ってきたこの商品。2025年に京都生協バイヤーが「これまで以上に愛される商品にしたい」と熱い想いを伝えたところ、カタギ食品が応じ、全面リニューアルに挑む歩みが始まりました。

 白ごまの主な産地は熱帯・亜熱帯地域。従来はアフリカ産と中南米産のブレンドでしたが、今回のリニューアルでは、数ある白ごまの中でもカタギ食品では最高ランクに位置づけられる風味豊かな中南米産の品種に限定。「正直、ハードルの高いご要望でした。でも、組合員さんに長く愛されるより良い商品をお届けしたいと思い、グレードアップに踏み切りました」と、カタギ食品の藤澤さんはふり返ります。リニューアルに伴い、社会的課題であるプラスチック削減を実現するためパッケージのサイズや厚みを見直し、プラスチック使用量を約11.5%削減することにも成功しました。

ボリビアの大地に広がる白ごま畑。手にできるごまの実は、1ヘクタールあたり平均450kg

この香ばしさ
「鉄釜直火焙煎」ならでは!

 仕入れたばかりの白ごまには、小石や植物片などが混ざっています。それらを風力やふるい、色彩選別機などで取り除き、さらに小さな粒も選別。一粒一粒をていねいに洗い流すと共に焙煎時にふっくらと仕上げるために、ごまに水分を含ませます。

 ごまの香ばしさに大きく影響するのが焙煎工程。カタギ食品ではフライパンでゆすって煎るような方法を再現した「鉄釜直火焙煎」を採用しています。鉄釜直火焙煎は、内部の水分が外へ逃げる働きにより、中をふっくら・外をこんがり仕上げることができるので、香ばしさは一段と深いものに。さらに、余熱でゆっくりと中に火を通すことで、芯のうま味をぎゅっと閉じ込めます。煎りすぎたものはていねいに選り分け、工業用油として再活用されています。

京都生協コープ商品いりごま白」は複数の選別機にかけて厳しく選別しています

品質を支えるのは「人の手、人の心」

 ここまで品質にこだわれるのは、カタギ食品独自の製造記録追跡システムのおかげ。原料の到着から製品になるまで細かく記録し、人の目と手による確認を重ねることで「人の手がきちんと加わり、管理が行き届いている工場」として、確かな商品を世に送り出すことができるのです。

 あわせて、大切にしているのは産地との信頼関係。カタギ食品の社員が現地に赴き、生産者と一緒にごまの育成状況や使用農薬の安全性などをその目で確認しています。継続的な取引を約束することも、お互いの信頼関係を保つために欠かせません。

 大変なリニューアルだったにも関わらず、カタギ食品の皆さんは「ロングセラー商品のリニューアルという節目に関わることができてうれしい」「組合員においしいと思っていただける商品を、心を込めてつくり続けたい」と話してくれました。

 リニューアル後は店舗では1.2倍、宅配では1.4倍程利用が増え、新たな支持を広げています。封を開けると広がる香り、口に含んだときの香ばしさ、噛みしめるとプチッとはじけるコクとうまみを、ぜひお楽しみください。

    鶏むね肉のごま焼き

    調理時間:約15分
    1人分:カロリー371kcal 塩分1.6g

    材料(2人分)
  1. 鶏むね肉 250g
  2. 炒り白ごま 大さじ4
  3. A= マヨネーズ 大さじ3、しょうゆ 小さじ1、小麦粉 大さじ1/2、塩 少々
つくり方
  1. 1. 鶏肉は1cm幅のそぎ切りにする。
  2. 2. ボウルにAを混ぜ合わせ、1の全体にからめて片面に白ごまをまぶす。
  3. 3. 天板にアルミ箔を敷き、2をごまをまぶした面を上にして重ならないように並べる。トースターで約10分、火が通るまで焼く。