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木喰(もくじき)の郷 もろはたで「収穫感謝祭」

2010年12月20日

亀岡行政区委員会

開催日 12月12日(日曜)午前10時~午後2時
開催場所 南丹市八木町諸畑
「南丹おいしい食の応援隊」
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 初冬の温かい日ざしがうれしいこの日、「木喰の郷もろはた」の農事センターには、消費者応援隊、生産者の皆さん、振興局から90名が集い、賑やかに感謝祭が始まりました。

 交流会では、まきで飯炊き、味噌汁作り、親子で餅つきを体験し、焼き芋、地元婦人部の手作りのごちそうがテーブルいっぱいに並びました。前日の早朝から準備されていたとの事で、皆さんと、自然の恵みに感謝しながら、地元の食材のおいしさを堪能しました。
20101217_nouentai2.jpg 諸畑では、今年、小豆がよくできたそうで、選別作業のお手伝いもしました。地元では、こたつに入って選別をするのが、冬の間の仕事だと話しておられました。小豆が商品になるまで10工程の作業があると、以前お聞きしましたが、「沢山の小豆を選別するのは大変だろうな」「またお手伝いしたい」と思いました。

 最後に新企画、地元のお米「ヒノヒカリ」のネーミングに頭を悩ませました。食べてみたいなと思う、おいしそうな、そして、良く売れそうなインパクトのある名前を考えるのは大変でした。採用された人には、玄米30kgがプレゼンントされると聞き、頑張ってみましたが、残念ながら、平凡な名前しか思い浮かびませんでした。
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 購入した採れたての野菜、手作り味噌、草もちなど、両手に沢山ぶら下げて、楽しかった一日を振り返りながら、皆さん、笑顔で帰路につきました。

■以下に、夏から秋にかけて八木町の諸畑や池上で行った作業応援を報告します。

「暑い夏も、苗植え、草引きの応援」
7月18日:八木町諸畑で黒大豆の苗植え
 区画整理された広い畑に、2人1組になり、1畝に3列になる様、苗を植えました。長い間、雨が降らず、ころころした土は固く、作業は大変でした。

8月30日、31日:八木町池上の白小豆畑の草引き
 この地域では、仕事が分担されているそうで、農家の高齢な方々が、小豆の生産を担当されています。暑い夏の間、毎日、広い小豆畑の草引きを続けておられるとの事でした。今年、初めて、応援隊への要請があり、草引きのお手伝いをしました。草は主に、かやつり草が多く、おもしろい程引きやすく、野菜作りのお話などいろいろおしゃべりしながら、楽しく作業することができました。地元の方々とも随分親しくなれ、また、感謝されて、晴ればれとした気持ちで作業を終えました。

10月17日:八木町諸畑の大豆畑の草引き
 地元では、なかなか作業の手が回らないとの事で、苗を植えてから、大豆よりも大きく成長した草が畑中に広がっていました。特に、ひえの繁殖が多く、大きくなった株を刈り取る作業でした。草を刈らないと、収穫の時、機械が入らないとの事で、雑草の勢いに改めておどろきました。農家では、播種から収穫までの間、毎日、草引きの仕事が続くとの事でした。真夏の草引きは、大変な作業だという事が、初めての作業で、良くわかりました。

「実りの秋、晴れた美しい空の下で、白小豆の収穫応援」
11月2日、3日:八木町池上の白小豆の収穫
 広い畑で、1畝ずつ担当。横1列になって作業が進みます。日当たりの良い場所は、茶色に熟したさやが多く、同じ畑でもばらつきがあります。小豆は根に近い下から花が咲き、さやが実るため、葉をかき分けて、茶色のさやをもぎ取ります。今年は猛暑のため、虫害もすさまじく、葉はレース、さやには虫くいが多くありました。一度では収穫が終わらず、青いさやが茶色になるのを待って、何回も作業をされるとの事でした。