« より良い生協にしていくために「総代交流会」 | メイン | 2010年度京都生協ユニセフお年玉募金贈呈式を開催しました »

2010年度京都生協ユニセフお年玉募金贈呈式を開催しました

2011年3月18日

開催日 3月12日(土曜)午後1時30分~3時30分
開催場所 与謝野町立生涯学習センター「知遊館」

与謝野町立生涯学習センター知遊館で「2010年度京都生協ユニセフお年玉募金贈呈式」を開催し、子どもを含む80人が参加しました。
20110312_zouteisiki1.jpg

 京都生協でユニセフ活動がスタートして21年目。お年玉募金は「日本の子どもたちが自分のお年玉の中から世界のお友達へ」「大人たちからは世界の子どもたちへのお年玉として」そんな思いで続けられています。
今回の贈呈式実行委員である宮津与謝行政区委員のみなさんが手話を交えて「ビリーブ」を歌い開会。冒頭に全員で前日に発生した東日本大震災で犠牲になられ方たちへの黙祷を捧げました。
 渡辺副理事長の挨拶の後、2009年11月実施の「ラオススタディツアー」に京都生協代表として参加した洞井さんが、京都生協が指定募金を継続しているラオスという国のことや募金がどのように役立っているか等について報告。続いて参加した子どもたちから、日本ユニセフ協会団体組織事業部の谷口さんへ募金の目録を贈呈しました。
20110312_zouteisiki2.jpg20110312_zouteisiki3.jpg
 2010年度のお年玉募金総額は385万8280円(3月10日現在)で、集まった募金のうち300万円は「ラオス指定募金」として、残りは3月10日以降の募金とあわせ、一般募金としてユニセフに送られます。
第二部は地域での活動紹介です。最初に地元で活動されているマザーグースの会よる、難民の少女たちの友情と悲しみを描いた絵本「友だちのしるしだよ」の読み聞かせ、続いて地域で取り組まれているユニセフ活動の6つの事例がリレートークで紹介されました。
20110312_zouteisiki4.jpg

 以下リレートークの内容紹介です。
・ボーイスカウト与謝1団のカブ隊のみなさん…12月に3グループで街頭募金に取り組みました。寒かったけれど頑張りました。
・山田小学校児童会のみなさん…世界の子どもたちのことや募金の大切さを学習し、校内放送や児童会新聞で呼びかけました。100円でできることがあるのをもっと知ってもらいたい。
・伊根ひろば よもぎ…阪神淡路大震災京都被災者の会を支援するためにバザーを10年継続したが、被災者が高齢化して支援が不要となったため、その後は町内のイベントに参加した売り上げをユニセフ募金へ。
・福知山行政区委員会…生協のおせち料理を用いた企画(親子で参加)の中でユニセフの活動について紙芝居を使って紹介。100円でもできることがあることを伝えました。
・(財団法人)日本ユニセフ協会 京都綾部友の会…日本ユニセフ協会の地域組織として募金や学習会など様々な活動を行っています。未来を担う子どもたちに知ってもらうことが何より大切。
・モンゴル スタディツアー参加者 太田垣さん…03年に教員を対象にしたモンゴルのスタディツアーに参加。ストリートチルドレンを視察し、様々な機会に話をしている。世界には、日本の子どもたちにとってあたりまえの生活があたりまえでない子どもたちがたくさんいることを知ってほしい。

20110312_zouteisiki5.jpg 最後に実行委員長である宮津与謝行政区委員の新田さんより、「今年度の募金呼びかけチラシを実行委員会で作成し、テーマも実行委員会で話し合って『子どもの未来は世界の未来~守ろう!子どもたちの未来~』と決めた。この思いを大切に、今後もユニセフ活動への共感が広がってほしい」と閉会の挨拶があり、もう一度ビリーブを歌って終了しました。
<参加者の感想より(抜粋)>
・なじみの薄いラオスという国やアフガニスタン、モンゴルの現状なども親子で勉強できてよかったです。
・生協が続けてきたことがラオスで生かされていることを本当にうれしく思いました。絵本の読み聞かせもとてもよかった。
・学校でユニセフの活動について勉強しているけれど、さらに詳しく知ることができて良かったです。これからもっと協力したい。(ラオスのおかしが食べれてよかったです)
・私たちの募金がどんなふうに使われているか知ることができて良かった。私の小学校でもやってみたいと思いました。