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ミニ虹のフェスティバル

2011年11月29日

亀岡行政区委員会
■開催日時:11月15日(火曜)午前10時から午後1時 
■開催場所:ガレリアかめおか調理室
 ミニ虹フェス「X’mas ・迎春お楽しみ会」を開催しました。ナックスナカムラ(玉清)さんによる「おせち学習会」、小川珈琲さんによる「おいしいコーヒーの入れ方教室」、大山乳業さんによる「クリスマスケーキ学習会」をそれぞれ30分という短い時間でしたが、みなさん熱心に話に耳を傾けておられました。
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 玉清さんは名古屋の会社なので、元々は味つけの濃い商品を作っていたそうですが、消費者の声を聞き、京都人の味に合うように試行錯誤しながら商品を作っておられる事や、水飴を使わないさらっとした田作りは、他メーカーにはないこだわりの一品である事など、カタログを見ながら丁寧に説明されました。
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(写真左:小川珈琲さん、右:大山乳業さん)
 小川珈琲さんは、おいしいコーヒーの入れ方と、ずぼらな入れ方を実演方式でおもしろおかしく説明してくださり、参加者は時にはうなずき、時には苦笑いしたりと、終始和やかな雰囲気でした。
 大山乳業さんは、産直牛乳や京都生協との長いつながりの話から始まり、クリスマスケーキはクリームの事はもちろん、他の原材料の説明まで丁寧にされていました。他メーカーさんとの大きな違いは、同じ工場内に牛乳、生クリーム、ケーキ工場があり、新鮮な生クリームが使用できる事です。あらためて安心して生協牛乳が飲める、という声もあがり、生産者さんとの距離がさらに一歩近づきました。

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(写真左:試食したおせち、右:東日本大震災支援活動募金のお願い)
 学習会の後、メーカーさんを交えての「試食&交流」が行なわれ、コーヒーの粉の開封後の保存方法や、ケーキにイチゴが無理ならイチゴジャムを挟んでほしいなど、さらに濃いトークが繰り広げられていました。おせちは玉清さんの他、石井食品さん、一正さんのおせちも試食しました。学習会の時に「一押し」と言われていた玉清さんの田作りは、特に多くの方に好評でした。ケーキは2種類試食しましたが、やはり生クリームが美味しい、という声がたくさん聞かれました。小川珈琲さんのコーヒーは何杯もおかわりする方もいて、さすがプロの味、とみなさんが絶賛されていました。

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(写真:各取引業者さん、京都生協支部職員との試食交流のようす)

 参加者のアンケートの中で、『“学習しよう、交流しよう、試食しよう”のチラシのキャッチコピーどおり、メーカーさんの商品作りのこだわり、思い、熱さが直に伝わり、味わってみた感想もすぐに伝えられ、「?」なことも、その場で納得。商品を真ん中にたくさんの話が広がり、カタログの写真だけしか見てない商品も身近に感じ、店舗がない地域には、もっとこういう機会があればいいな』、というような声も聞かれ、参加者の方に満足していただけただけでなく、今後の課題も見えた実りある企画となりました。