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私達の住んでいる伏見の戦跡を歩こう!

2012年2月27日

伏見区西部行政区委員会
■日時:11月29日(火曜)午前10時分から12時40分 
■場所:京阪電車藤の森駅界隈
■参加人数:17人
 「戦争遺跡に平和を学ぶ京都の会」の方のガイドで、京阪藤の森駅~師団橋~聖母女学院~深草商店街~京都医療センター~藤の森神社~京都教育大学構内への戦跡めぐりを行ないました。
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120222_senseki2.jpg どの史跡も知らなければ通り過ぎてしまう所ばかりでした。今回ガイドしていただいたことで、明治~昭和初期の戦争がよみがえるように、わたし達の胸にせまりました。現聖母女学院の校舎は当時「第十六師団司令部」であり陸軍の権威を象徴する建物であったり、医療センター裏の石碑は当時の兵隊さんの悲しみやくやしさをぶつけられた物だった事実を知りました。京都教育大学の運動場は兵隊の訓練場跡、藤の森神社は入隊する人と家族との別れの場所であった事等のお話を聞き、当時の人たちの様々な思いがにじんだ土地であったと改めて知りました。
 身近にある戦争の負の歴史を見学し、家族や子どもと戦争について考え合う機会が得られ大変良かったです。
【参加者の声】
120222_senseki3.jpg・医療センターの石碑の話が「負の歴史」ということで感心しました。
・「第十六師団」に関心があったので色々と説明いただき、大変よくわかりました。
・足立先生の話もとてもわかりやすく第十六師団司令部、歩兵第九連隊の当時の様子が想像できるようなお話でした。聖母女学院に入って立派な建物が見学できてとても良かったです。
・普段は気にも留めない石碑がたくさんあり、戦争についての悲しく多くの人の犠牲など、思いもよらない、つい何十年前の出来事を目の当たりしました。