« 伏見戦跡めぐり | メイン | 遺伝子組み換えってどんなこと?豆腐づくりを通じて学びましょう »

遺伝子組み換えってどんなこと?豆腐づくりを通じて学びましょう

2013年1月18日

京北行政区委員会
■開催日時:11月22日(木曜)午前10時~12時30分
■開催場所:右京社会福祉協議会京北事務所
■参加人数:27名(大人23名、こども3名、職員1名)
 最初に“さとの雪食品”の会社説明を聞く。生協との連携の下、素材から容器に至るまで安全でしかも手作り風味を最大限に生かす為のこだわりの中で生まれた豆腐である事を聞き、親しみと信頼を感じる事ができました。
20130116_keihoku1.jpg

 豆腐づくりは、豆腐の基礎知識の話しから始まり、一人ひとりが失敗なく出来る体験も準備されていて、しかも凝固剤の違いによる固まり方の違いも一目瞭然で、楽しみつつ興味深いひと時でした。
20130116_keihoku2.jpg20130116_keihoku3.jpg

 その後、本日のテーマに移る。参加者の多くが関心を抱いている遺伝子組換えについて、DVDを観ながら話を聞く参加者の顔は真剣でした。国によって遺伝子組換えに対する意識の差がある事や、世界の情勢の話を聞くと、より安全な豆腐作りのためにも、自国で素材が生産確保されることの大事さを感じた人も多かったようです。
生協が扱っている“おせち”の試食タイムは、感想交流もしながらの和やかなひと時となりました。

〔参加者の感想〕
・生協と業者で生み出された“にがり充てん豆腐”の誕生の話はプロジェクトXなみで、今後は商品に愛着を持って食べられます。
・一人ひとりが体験でき、違い等も良くわかりました。
20130116_keihoku4.jpg・子供も一緒に楽しめて良かった。
・参加者の殆どが関心を示されていた“遺伝子組換えの話”については、入門編としてはまとまっていました。ただこれに関する資料が欲しかったのと、質疑応答の時間がもう少しあったら良かった。
・国内で販売されている豆腐には“遺伝子組換え”大豆が使われていないことに安心しました。しかしTPPが締結されれば、どんどん入って来ることが予想されます。信頼される生協であるためにも、しっかり反対をしていう事が大事。

〔行政区委員会としての今後の課題〕
・時間配分など、もう少し業者との事前調整が必要でした。
・おせちの試食もあって、どうしても行政区委員がじっくり学習参加できにくかったです。内容をもう少し絞ってもよかったかな。
・定数以上の参加者が予想される場合(とりわけ初参加の人には)丁寧な連携が必要と感じました。