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地元の野菜「山科なす」を知ろう

2013年12月13日

山科エリア会
■開催日時:10月23日(水曜)午後1時から1時30分
■場所:みのり会 西岡さんの畑
エリア会の今年のテーマ「食」から「京の食材」を取り上げ「地元の野菜『山科なす』を知ろう」を目的に取り組みました。
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131210_yamasshinanasu2.jpg コープ醍醐石田に野菜を入荷している若手の農業家のグループ「みのり会」の西岡さんの畑へ行きました。当日は、あいにくの雨でしたが栽培の様子を見学し、西岡さんから「山科なす」の特徴や料理法などを聞きました。なすといえば昔は「山科なす」だったのですが、それが改良されて「千両なす」になったそうです。京都には「賀茂なす」がありますが、西岡さんは、「せっかく山科に『山科なす』があるので、残したいし広めたいと思っている」とのことでした。栽培するために苦労されることも多いそうですが、ぜひがんばってほしいと思いました。

<参加者の感想>
131210_yamasshinanasu4.jpg・「山科なす」を作っていたのは若い30代後半ぐらいの方で「山科なすを盛り上げたい」と言っていました。なすはデリケートな農産物で傷も付きやすく一般のスーパーに出せるほどは作れていないそうです。
・「山科なす」の形は、「もてなすくん」(山科三条商店街の京山科なすのキャラクター)にそっくりで驚きました。「山科なす」は、すぐそばで栽培していた「千両なす」に比べて短く、持った印象が、固くて身がしっかりしているという感じでした。頂いた採れたての「山科なす」を素揚げにすると、なすが嫌いな子ども達もおいしいと言って食べてくれました。
・今まで、なすに傷が付いていると腐っていると思っていましたが、お話を伺って葉っぱがあたっただけで傷が付くとわかり、子どもにも教えました。頂いた「山科なす」を天ぷらにしたら柔らかくて甘くておいしかったです。
131210_yamasshinanasu3.jpg・「山科なす」は、皮が薄いので育てるのも大変と言っていました。皮は薄く柔らかいけれど意外に身がしっかりしていました。

※右画像の「もてなすくん」は山科三条商店街の京山科なすのキャラクターです