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産直鳥取牛を美味しく食べよう!

2013年12月28日

乙訓エリア会
■開催日時:12月6日(金曜)午前10時30分から12時45分
■開催場所:コープながおかサークル室
 乙訓エリア会では、鳥取県畜産農業協同組合から橋本さんと岡本さんにお越しいただき、事業内容や目指すところ、おいしい牛肉の調理方法や扱い方などを教えていただきました。
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 設立は1980年、ベースは大山乳業農協で、牛乳の生産から10年後に、鳥取県内や生協への安全安心なお肉の流通が確立されました。生協からは抗生物質やホルモン剤を使わない事を求められましたが、当時(30年前)は大変高い品質要求だったそうです。
131225otokuni1.jpg 2009年には「畜産大賞」を受賞されましたが、休耕田を活用して飼料稲や飼料米を生産するなど、牛の事業を通して田んぼを守ることや、食料自給率の向上にも貢献しています。100年先まで続く日本の食を守るための循環型農業を実践されていることは、本当にスゴイと思います。食の安全は、生産者と消費者が繋がり、お互いを理解することで、より高くなるのだと感じました。これからも、鳥畜さんと大山乳業さんを利用し続けたいとの感想がありました。
 お話のあとは、牛肉の美味しい焼き方の実演です。お肉は焼く2時間ほど前(季節により違う)に冷蔵庫から出し室温に戻すことと、ドリップが出ないようにフライパンを高温に温めてから焼くことがポイントです。冷凍肉の調理もゆっくり解凍し、ドリップで旨味を損なわないようにします。
131225otokuni2.jpg 油を引いてすぐ焼いたお肉と、油から煙が上がるほどフライパンを熱してから焼いたお肉を食べ比べました。前者は硬くパサつきましたが、後者はジューシーで柔らかかったです。焼き方次第で全く違うお肉となることに驚きました。生産者さんが愛情込めて育ててくださった牛のお肉です。生産者さんと牛に感謝しながら、美味しく食べないと申し訳ないなぁと思いました。

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