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ごみの分別学習会

2017年2月10日

木津川市相楽Bエリア会
■開催日時:1月31日(火曜)午前9時30分から11時
■開催場所:コープ祝園駅集会室
ゴミ分別についての質問を、精華町・木津川市に前もって提出し、この日は精華町の美化推進課の方が説明に来てくださいました。170207gomi0.jpg

環境のために、ゴミの分別を日々行っていますが、実際は分別の種類が多すぎてわからない、正しく分別しているつもりでも合っているだろうか...という思いがあり、私たちが住んでいる精華町・木津川市に説明会を依頼することになりました。
170207gomi01.jpg最初に、私たちの質問が集中していた「プラスチック製容器包装」の分別の仕方について、DVDを見ながら説明を受けました。容器包装とは、「ものを入れ包むもの」、「中身は商品」、「消費されたら不要になるもの」...、ということはスプーンやクリーニングの衣類の入ったビニールは容器包装ではない!今まで材質によって分けられていると思っていたのが、そうではなかったことに驚きました。これには、「容器包装リサイクル法」に基づいて、事業者がリサイクルするために費用を負担しているという背景があります。最大のポイントは「プラ」のマーク。これを確認することで間違いがなくなります。
また注意点として、容器包装の中身をすべて出し、きれいに洗う。刃物・発火性・医療系廃棄物などは出さない。これはリサイクルまでの中間処理で、異物や汚れたものを手で選別するときの負担・危険となったり、圧縮・梱包をする機械が汚れてしまったりするためだそうです。
このあと個々の質問について、包装のシールはどれくらい取るべきか?―工場で分離されるので剥がせる範囲でよい。ビン・缶と容器包装の収集日が同じだが、どのように処理されている??容器包装を1台のトラックで、ビン・缶は1台のトラックの中で混ざらないように収集。ごみ処理のコストは??住民一人当たり8300円、全国平均の17000円よりかなり低いなど、丁寧に回答してくださいました。
170207gomi03.jpg精華町の説明会終了後、文書でいただいていた木津川市からの答えを、担当のメンバーが読み上げました。木津川市と精華町の処理の違いは、中間業者が同じため基本的に同じですが、燃やさないゴミの分別、古紙回収のない地域があるなどの細かな違いがあります。また平成30年に完成予定の新しい処理場、「環境の森センター・きづがわ」は、発電や白煙防止、排ガスの高度な処理ができる設備を備えた最新の焼却設備。廃プラスチック類は燃やすごみとして処理する方針ですが、ゴミの出し方については現在検討中だそうです。
最後の振り返りでは、「今までしていた分別が間違っておりショックを受けた」、「分かっているつもりだったのにかなり違っていた」との感想が口々に出ました。中間業者・埋め立て地のことも学習できて、改めて分別の意味を考え、周りにも広めていきたい。この学習を終えて、環境に必要な分別がきちんとできる市民でありたいと思いました。