当日は朝から雪がちらつく寒い日にもかかわらず、５0名の参加者で会場は熱気にあふれていました。

　講演は主に「雇用・くらしのついて」と「新しい国民運動について」の２本立てで進められたのですが、中田先生の具体例をあげてのとても分かりやすいお話に、参加者からも笑いもあったりとそのお話しぶりに引き込まれ、あっという間の２時間でした。

　この間のアベノミクス、非正規雇用の増加、社会保障の流れや、また新たに注目されているＴＰＰ、二国間協定などの外交について危ぶまれている交渉の内容のことや、また、憲法改正についてもグラフや資料も用いて説明していただきました。また、自民党憲法草案と現日本国憲法の比較をし、今この国では何が変えられようとしているのか、市民のデモ集会運動などの動きなど、主権者として私たちにできることはどういうことなのかというお話にでは、選挙で投票することの意味を再認識しました。
　今回のお話を通して、私たちが互いに学び語り合い、思想信条の違いを乗り越えて、尊敬し合い心通わせること、コミュニティーの大切さなどを、改めて感じた講演会になりました。最後に、参加者から発信された平和への思いに会場一同賛同し、閉会となりました。　さがの平和コミュニティでは、引き続き、平和について考えあうことを大切に活動していきたいと思います。