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これからの日本の貿易・暮らしはどうなる?

2017年4月26日

西京エリア会
■開催日時:2月7日(火曜)午前10時から11時45分
■開催場所:コープらくさい集会室
 西京エリア会では、総代さんにも参加をよびかけて「TPPの学習会」を計画していましたが、トランプ大統領就任により事態が変化したため、学習テーマを変更して開催することにしました。170419NIsoudai0.jpg

170419NIsoudai01.jpg 農民組合京都府連合会副会長の上原氏に講師をお願いして、日本がTPP協定を批准したことの意味(2国間協定交渉時にその中身が最低基準となってさらに譲歩を迫られる可能性がある)や、輸入食品を検査する食品衛生監視員の厳しい現状、遺伝子組み換え食品もゲノム編集という新たな段階に進んでいる事実など、お話いただきました。 規制緩和が進む中で、食生活へ与える弊害も生まれているようです。アメリカのTPP協定からの離脱表明により、協定発効のメドが立たなくなりましたが、何も変わらないというわけではないことも知りました。今後も学習を継続することで、一人一人の意識を変えていくことが大切だと学びました。
(参加者の感想より) 
170419NIsoudai02.jpg・TPP協定発効のメドが立たなくなり、何も変わらないと思っていたことが大間違いだと気付きました。今の食品基準で健康が守れるのか?これからもっと食の安全に関心を持って、消費者として賢い選択をしていきたいと思います。
・TPP関連法案の採決で、これからの貿易に大変な問題があることを理解できました。今まで食生活は生協に全て"おんぶにだっこ"状態でしたが、少しは自分でも考えてゆかねばと思いました。
・遺伝子組み換えやホルモン剤の危険、外国の検査の甘さを数字で見てびっくりしました。アメリカで、消費者の声から法律が変わったり、企業の動きが出てきたりしたことは心強いと思いました。
・安価、高価にかかわらず、安全なものを見極める目を養っていく努力が大切だと感じました。
・もっとこの事実を、いろんな人に知ってもらいたい。TVやラジオで放送すればいいのに。学習会に参加するのは、結局興味のある人。
・企業の利益第一ではなく、私たちの命を守ること、安全安心な食品を供給できる仕組みに変えるためには、政治を変えることが一番なのだと思いました。